風の時代という言葉はなんだかもう古い気がしますね。
昨年あたりはやたらとこのワードが脚光を浴びていましたが、
今はもう「またそれ??」という感じになっている。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しだなと思います。
私は占星術家ではないので詳細は省きますが、地の星座が世の風潮を支配していた時代から
風の星座の影響が強まる時代がやってきたよ、ということで合ってますよね。
風がもたらすもの
地が司った時代は固定概念、権力、不動産、終身雇用など、固くて永続的なもの、
目に見えるものに価値が置かれていた時代と言われています。
一方で風の時代は知性、コミュニケーション、コミュニティ、情報など、
形ないものへの価値が重んじられるようになります。
所有からシェアという概念、一つの不文律から多様性、学歴社会から実力主義へ。
いろいろと変化の波は目に見えてきていますね。
自由、個性、好きに生きる。
生まれてこの方、地の時代をどっぷりと生きた人間からするといきなりそんなことを言われても・・・
と、戸惑う方も多いと思うのです。
新しい習慣に慣れるまで
風の時代に入って特に私が感じているのは「選択の自由」の幅が広がったことに伴い
決断する機会も増えたのではないかということです。
加えて「こうしたい」と思うより前にそう思えるような情報や体験が乏しいと
選択肢すら生まれないという苦しみもあったりするのではないかと感じます。
移行期ゆえのしんどさもあるのではないでしょうか。
地の時代、ある意味窮屈だったかもしれないけれど、迷うことも少なかったと思うのです。
会社に入ったら粉骨砕身、会社に尽くす、年頃になったら結婚する、定年したら退職金と年金で
旅行でも行こうか・・・そんな時代。
それに引き換え今はどうでしょう。
ひとりひとりが人生に自由を得た代わりに、選択し決断し、変化し続けないといけない時代。
ただ、これは単に「慣れ」じゃないかと思うのです。
やってこなかったからわからないだけで、一旦これに慣れてしまったら枠をはめられるなんて
無理〜〜!!ってなると思う。
だから移行期は辛いけれど慣れたらなんて楽ちん!ってなるかもしれません。
運命の輪を回せ
時代の移行期だからこそ、やたらと元気いっぱいなんじゃないだろうか?
と思っている石があります。
それがタンザナイトです。
この石はタロットでいうと「運命の輪」みたいな石。
ぐるんとその輪を一度回したら、自動的に「ことがら」が矢継ぎ早に襲ってくる。
襲ってくるなんて人聞き悪いですね。
次から次へとたくさんの出来事がやってきて、最初はアワアワしてしまっても
だんだんとその出来事に対する対処が上手になる。
変化を早回しする石だと、お客様には伝えていますが人生における「運命の輪」が
ぐるんと周り出すと思っていただけたらいい。
習うより慣れろ、で風の時代に適応していくための石なのかもしれないな、
なんてことを思うのです。
変化の追い風をもたらす石
なんとなく日常に、人生に、未来に閉塞感を感じている。
何かを変えたいし、変えたほうがいい気もしている。
でも具体的になにをどうしたらいいの??
そんな方には是非ともタンザナイトをお勧めしたいいですね。
昔はそれほど誰にでもお勧めするような石ではなかったのですが
2023年後半以降、かなり高い確率でタンザナイトをお勧めしています。
最近、入荷してもしても足りないのがこの石。
あちこちに旅立っていったタンザナイトたちは今日もあちこちで運命の輪を
「ぐるん」とまわしていることでしょう。
そして変化の追い風をビュービューと吹かせる仕事を、一生懸命に担っているんじゃないかと
想像してしまいます。
がんばれ!
Atsuko