Demeterの誕生秘話③

デメテルでの初めての壁

私にはすごく苦手なことがあります。たくさんある中でも特に困っている苦手なこと。
それは「ゼロから創生することが苦手」ということです。

例えば我が家は古いマンションをフルリフォームしているのですが
設計図の段階であそこをどうする、ここをどうする?と聞かれても全くイメージがわかない。

HP制作などもそう。
何もないところから「こんなものが作りたい」は非常に苦手なんです。わからない。

けれど厄介なことに叩き台ができてきて、可視化できると今度は人一倍気に入らないことが
たくさん出てくる。

これはイメージと違う、こんなのは嫌、過剰・不足をあちこちで感知してしまうのです。

嫌な性質ですねえ・・・。自覚しています。

なので作ってくださる方たちにはそれを最初にお伝えするように心がけています。

「直し前提でなるべくざっくり作った初期の段階で見せてください」とお願いしています。

そんなわけでデメテルを形に落とし込むという私の願いは非常に苦手なことに
トライすることだということは初めからわかっていました。

思いあぐねた末、とりあえずロゴから作ってみよう。
製品より先にロゴ制作をデザイナーであるmarikoさんにお願いすることにしました。https://www.instagram.com/mariko_cucuri/

ロゴができたら何かしらインスピレーションが湧いてくるだろうと考えたんです。

ロゴ完成までの道のり

marikoさんにお願いして正解だったなと思ったのは、かなり緻密にヒアリングして
くださったから。
marikoさんに質問をされるたびに、自分の思いがくっきりとしてくることに驚きました。

私はこんなものを作りたいんだ
こんなことがしたいんだ
こうしたものをお届けしたいんだ

自分の中でぼんやりと描かれていたことを外に出してもらうことで、
どんどん具体的にかつ強い思いに変化していくという実感を伴いながらロゴ制作は進められました。

ある時は私の好きなモチーフを集めてみる。
ある時は気になるロゴを拾ってくる。
こんな系統の絵が好き。こんな感じのキャラクターが好き。

私の好きなキャラクターというのはかなり似通った性質があります。

こよなく愛するキャラクターたち。

これもmarikoさんに共有させていただきました。
自分でもどうしてこんなに惹かれるのか?不思議でもあったから。

これ以外にも自分が惹かれるブランドなどもお伝えしたりして、私が
愛するものたちを一気に集めてみるとやはり傾向ってあるんですねえ。

長い時間をかけてのヒアリングをしていただき、あとはmarikoさんが
作ってくださる作品を待つ時間はとても楽しみでありドキドキする時間でした。

完成したデメテルのロゴ

待つこと数週間(実際にはもっと短かったかな)。
出来上がってきたロゴを見て感動しました。

私のことだからきっと「ここを直して」「あそこを直して」って言うんだろうな、
嫌だな〜〜って思っていたんですが、marikoさんは見事に一発で私のハートを
射抜いてくれたのです。

初めてロゴを目にした時感動したのを覚えています。

力強い線、シンプル、そしてシンメトリー。
全てがデメテルを体現していると思ったし、私の「ケチ」のつけようがなかった。
すっかり気に入ってしまって何度も何度も眺めました。

それがこちらです。

本当に素敵。

ブランドを作るということは長い年月共にするということでもあります。
デメテルに関しては覚悟を決めて作っているので、このロゴと共に成長していけると
思っただけで頑張れる気がしました。

さらにこのロゴを作ってくださったmarikoさんの思いや意図を伺ってますます感動。
結構ボリュームがあるのでこのロゴの意味に関しては次の記事に載せたいと思います。

ロゴを受けとってようやくデメテルブランドに息が吹き込まれた感じ。

本格的にブランド誕生の瞬間はロゴを受け取った時だと思っています。

続く

Atsuko Takano